血糖について
エセトレーニーのTOKAMIXです。
前回の記事では、インスリンが「筋タンパク質合成の促進」と「筋タンパク質分解の抑止」に寄与すると書きましたが、まずはインスリンとの関連が深い「血糖」についてまとめていきます。
ご飯などの飲食物から糖質を摂ると、胃~小腸でその糖質が分解されていきます。
ご飯は単純な構造をした糖質がたくさん集まってできた「多糖類」にあたりますが、胃~小腸を通過するにつれてこれがバラバラに分解され、単純な構造をした糖質の状態に戻ります。
この単純な構造をした糖質を「ブドウ糖」といい、「単糖類」にあたります。
「タンパク質」が胃~小腸で分解されて「アミノ酸」になるのと同じですね。
(過去の記事をご参考ください)
摂取した糖質はこの「単糖類」の状態になって初めて小腸から吸収されます。
そして、吸収された「ブドウ糖」は血液中に放出されたり、肝臓に入って溜め込まれたりするのですが、血液中に放出された「ブドウ糖」を「血糖」と呼びます。
「血糖値が高い」というのは「血液中のブドウ糖の濃度が高い」ということなんですね。
まだまだ続きます。