tokamixのブログ

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ATP(アデノシン三リン酸)の原料となる糖質と脂質

どうも、ニワカマッチョでエセトレーニーのTOKAMIXです。

 

これまでの記事では、筋肉を動かすためのエネルギー源に「糖質」があり、「肝臓」や「筋肉」に貯蔵していた「糖質」が枯渇すると、自らの「筋肉」や「脂肪」を分解し、その分解したものを「糖質」に変換して作り出す「糖新生」という仕組みがあるということをまとめました。

 

これまで、筋肉を動かすためのエネルギー源は「糖質」と述べてきましたが、正確には「糖質」から作り出される「ATP:アデノシン三リン酸」がエネルギー源となります。

 

※「ATP:アデノシン三リン酸」はエネルギーが充満した「箱」であり、「ADP:アデノシン二リン酸」という「空箱」と「リン酸」という「蓋」がくっついて出来たものです。「リン酸」の「蓋」が「ATP」から外れると、「箱」からエネルギーが放出されて筋肉の活動に利用されます。エネルギー放出後は「空箱」の「ADP」が残ります。

 

そして、「ATP」は「糖質」からだけではなく「脂質」からも作り出されます。

 

三大栄養素である「タンパク質」「糖質」「脂質」の内、「タンパク質」はヒトの体を構成する「材料」であり、「糖質」「脂質」はヒトの体を動かす「燃料」になるというわけですね。

 

「ATP」生成の効率は「糖質」から行う場合と「脂質」から行う場合とでは違いがあるそうですが、これに関しては次の記事でまとめていきたいと思います。