遊離脂肪酸とは?
どうも、ニワカマッチョでエセトレーニーのTOKAMIXです。
前回の記事では、筋肉を動かすためのエネルギー源が「ATP:アデノシン三リン酸」であり、「ATP」は「糖質」と「脂質」から作られるということをまとめました。
「ATP」の生成には「ブドウ糖:グルコース」などの「糖質」が優先的に利用されますが、その「糖質」が枯渇した時に今度は「脂質」が「ATP」の生成に利用されます。
血液中の「グルコース」が枯渇する=「血糖値」が下がると、「腎臓」の上についた小さな臓器である「副腎」の「副腎皮質」という部分から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
「コルチゾール」の分泌は「筋肉」や「脂肪」の分解に作用しますが、この分解されたものが血液中に放出され、やがて「ATP」の生成に利用されるのです。
「コルチゾール」の分泌により「脂肪:中性脂肪」が分解された場合、「脂肪酸」と「グリセリン」に分かれますが、この「脂肪酸」が血液中に放出されたものを「遊離脂肪酸」と呼びます。
「脂質」はこの「遊離脂肪酸」という形で「ATP」の生成に利用されるというわけなんですね。
次も「脂質」消費についてもう少しまとめていきたいと思います。