ATP(アデノシン三リン酸)とは?
エセトレーニーのTOKAMIXです。
前回の記事では、ヒトが活動するためのエネルギーは「糖質」や「脂質」から作り出された後、「ADP:アデノシン二リン酸」という空箱と「リン酸」という蓋で箱詰めにした状態、つまり「ATP:アデノシン三リン酸」の状態で貯蔵されるということをまとめました。
作り出されたエネルギーを「ATP」の状態にしておくと保存がきくため、必要な時にエネルギーを使えるというメリットがあるそうです。
また、エネルギーは自ら移動することが出来ないため、「ATP」の状態にすることでエネルギーが必要な身体の部位に輸送出来るというメリットもあるそうです。
そして、エネルギーが必要になれば「ATP」にくっついた蓋、つまり「リン酸」を外すことでエネルギーが放出され、活動時に使われる燃料として利用されます。
「リン酸」が外れてエネルギーが放出された「ATP」は、空箱の状態の「ADP」に戻ります。
こうして身体の中では、エネルギーを「ATP」の状態で保存したり、エネルギーを放出させて「ADP」の状態に戻すといったサイクルが行われているんですね。
まだまだ続きます。