「mTOR」の機能とは?
(過去に投稿した画像の修正版です)
エセトレーニーのTOKAMIXです。
前回の記事では、「mTOR:エムトール」=「哺乳類ラパマイシン標的タンパク質」というものが「筋タンパク質合成」の促進に関わっており、「インスリン」が「mTOR」の活性化に寄与するということをまとめました。
「mTOR」は、細胞を増やしたり(細胞の増殖)、原始的な細胞を特別な機能を有するものに変化させたり(細胞の分化)と、生存に重要な役割を担っています。
「細胞増殖」は、細胞を作る材料とエネルギーが十分にある時に、「細胞増殖の指令(シグナル)」を受けた「mTOR」が「細胞増殖の実行スイッチ」を入れることで行われます。
そして、「細胞増殖の指令(シグナル)」というのが、以前投稿した図説にある ①カルシウムイオン ②ホスファチジン酸 ③インスリン成長因子 にあたるそうです。
もうちょっとこの話は続けます。